le journal des papillons
ラ・レーヴ・デ・パピヨン』の徒然日誌

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やぁ、ただいま。

このパピヨンに帰ってくるのも、随分と久しぶりだなぁ。



相変わらず、甘い香りが漂う邸内…
この3年間で使用人の顔ぶれも随分と変わったんだ。



アルマンとセシリアは勿論の事。



ほら、あそこにいるメイド長のソニア。
メイドのシェリーに、ナターシャとアニー、そしてリアン。



あぁ、いつもオドオドしててからかい甲斐のあるフットマンのネビル。
なんでも、アルマンの後輩の息子だとか言ってたなぁ〜



残っているのは、
あの世話好きのエミリーに、好奇心いっぱいで働き者のニーナ!



考えてみると、
月日なんてものは知らないうちにあっという間に過ぎていくんだよね…



ミシェル姉様はあの頃に比べ、随分と顔色も良くなってて安心したけれど…
体調の方はまだ万全ではないみたいだから、気を付けないとね。



それでさっ!
この久しぶりの帰省に、ひとつパーティーを開こうと思って。



やっぱりこの時期にぴったりのイベントといったら…―――
そう、St. Valentine's Day。



恋人たちが愛を誓うイベント、だなんて。
本当は、姉様の為にと思って開くパーティーだったんだけど…


まぁ、例の件も順調に準備が進んでるし、
ゲストも決まって、あとは招待状を送るだけ!



あぁ、そういえばこの前、姉様とアルマンがこっそり話をしててさ。
気になって立ち聞きしてたら、エグレッタなんて単語が出て直ぐにピンッときた!



傷心の姉様に寄り付くなんて抜け目ないというか、
あいつだったら納得というか…
そんな事態を黙って見過ごす僕じゃないって事は知ってるよね?



だけど、流石アルマン。
案の定、何通かフェイクがあるみたいなんだ…
手当たり次第に館内を探したら昨日は2枚、今日は3枚も見つかった。

どうやら、その人物の招待状はアルマンが厳重に保管してると踏んだよ。
そしたら残るはアルマンの部屋のみ…


今度こそ、本物の招待状を小さく破いて捨ててやるんだ!

ミック * comments(0) * trackbacks(0)
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