le journal des papillons
ラ・レーヴ・デ・パピヨン』の徒然日誌

迷い


びっくりしました。

またいつもの悪戯な嘘だと思いました。

しかし・・・本当なのですね。



それは今でなくてもいいのではないでしょうか?

ミシェル様を・・・。

どうしてパピヨンに一人残して行かれるのですか?

なぜ一人で行ってしまうのですか・・・?

できるなら、ずっとみんな一緒がいいです。

もう少しすれば、きっとパピヨンに笑顔が戻ります。

それまでは待てないのでしょうか?

私はずっとずっと不安でした。

ミック様がいなくなってしまう事が。

ミシェル様の笑顔が戻らない事が。




でも、先日のエミリーさんとの会話でやっと気づいたんです。


ミシェル様にとってのミック様の代わりなんて誰にもできないけど、

私達の代わりだってどこにもいないはず!

ミック様だけに頼っていてはいけないんです。

パピヨンは私達メイドがお守りします!!

もう迷う事はありません。

今私ができる事を精一杯するだけです。


まずはお部屋全てに心が明るくなるような飾りつけをしましょう♪
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
悪戯の魔法♪


先日のミック様のよろしくないお勉強のおかげで、
ミシェル様が少しだけ笑顔を取り戻されました。


どうやらリリィ・テイラーのパーティーに、
ミック様とアルマンさんと3人で行かれる事になったとか。
(当初の予定では、アルマンさんとミシェル様のお二人のご招待だったみたいです)

ミック様の行動にアルマンさんは面喰らったようでしたが、
それでも、この悪戯のおかげでミシェル様が少しだけ元気になられて、
悪戯も時には素敵な魔法になるんだな〜なんて思ってしまいました。



パーティーか・・・。
私も一度でいいから行ってみたいな〜。

リリィ・テイラーといえば、有名ブランド!!
女の子の憧れ。
いったいどんなパーティーなのかしら?


きっと店内には素敵な衣装のディスプレイが飾られて、
おいしいお料理にあま〜いデザートがいっぱい♪
素敵な殿方にエスコートされて…。

私にはそんな事、夢のまた夢・・・。

ミシェル様にとって、
このパーティーが少しでも気晴らしになればいいのですが。


周りがクヨクヨしていたらいけませんわ!
ミシェル様。
レオ様と離れ離れになるのは寂しいですが、
ドレスの選定が少し先になっただけですもの。
大丈夫。
そうです、運命の荒波を乗り越えてこそ、
そこに真実の愛があるのだと、私は思います!!


さぁ、悪戯王子が復活する前に、お仕事お仕事♪
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
作戦開始?


コンコンッ。

「失礼いたします。お茶をお持ちしました。」


しばらくしてもお返事がないので、今日もいらっしゃらないのかしら・・・

と、ドアを開けると・・・机に向かうミック様の後姿。

・・・あら、ミック様、今日はお部屋にいらっしゃるんですね。


「あら、ミック様 お勉強ですか?」

「ああニーナ、お茶ならそこへ置いといて。

 今、すっごくいいコト 考えついたんだ!!!」


「はいはい、わかりました。」

元気な様子のミック様が嬉しくって、つい自然と笑みが出てしまいます。

ティーカップとポット、それからお茶菓子をテーブルに並べていくと・・・

ミック様がひとり言を言うのが聞こえてきます。


「ふーん、バレンタイン・パーティーかぁ・・・」

「でも、僕には来てないって、どういうこと?」

「アルマンが隠してるのかな・・・」

「まっ、いいや ルゥとレオ兄様の名前を消して、

 ミシェル・ローズ・ハウエル、

 マイケル・モーリス・ハウエル・・・っと!」


・・・あらあら、なんだかよろしくないお勉強のようです・・・?!?!
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
ちょっとはやめのバージンロード♪


お掃除をしていると、

楽しそうな、穏やかな2つの声が聴こえてきます。

そう、ミシェル様とレオ様です。


今日は天気がいいのでお庭をお散歩中のようです。

天気がいいといっても、まだまだ寒い日々。

お二人がよりそって、ゆっくりと歩かれるその後ろ姿は、

ほんとうに仲睦まじく、幸せそうで・・・。

一体どんなお話をされているのでしょう?



私にはこのお庭の道がバージンロードに見えてしまいます。

ふふっ、ちょっと気がはやすぎたかしら?

でも、あと何日もしないうちにお二人は衣装の選定へお出かけになられるし、

他のメイド達が式の準備も着々と進めていますもの。

そんな、早すぎるなんてこともないのかしら♪

今からお二人の結婚式が待ち遠しい・・・。

どうか、末永くお幸せに☆
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
ため息王子の朝


先日からすっかり大人しくなってしまわれたミック様。

悪戯がなくなるのは大変結構なのですが…。





今朝は私がミック様の朝のお世話をさせて頂きました。

コンコンッ。

ドアをノックしても、返事がない。

淹れたての紅茶を持って、そっと部屋に入ります。



「さぁ、ミック様!もう朝ですよ!!」



明るく大きな声で話しかけ、カーテンをサッと開ける。

朝の光に照らされた当主様は、

どうやらご機嫌斜めのご様子。



「ボク、まだ眠いんだ。

・・・っていうより、起きちゃったら、

また姉さまのあの幸せそうな顔を見なくちゃならないんだ…

はぁ・・・。

もう少し、もう少し寝かせてよ、ね?」



そう言うと、もぞもぞと布団を頭の先までかぶせてしまわれました。

もってきた紅茶をカップに注ぎながら、



「落ち込んでばかりいると、幸せは逃げてしまいますわ。

このままため息ばかりが続いてしまえば、ミック様の幸せだけでなく、

もしかしたらミシェル様の幸せも追い払ってしまうかもしれませんよ?」



そう話しかける私を、布団の隙間から青い瞳がうらめしそうに見てきます。



「それがホントになれば、僕はどんなに嬉しいか・・・。はぁ・・・。」


「そんな事おっしゃらず、冷めないうちに紅茶をお飲み下さいね。」



一向にベッドから出てくる気配のないご機嫌斜めのミック様に、

私はそう言ってお部屋を後にしました。



先日のアルマンさんのお仕置きに加え、

ミシェル様とレオ様がお二人でドレスの選定にお出かけになられると聞いたら、

ミック様・・・。
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
やっぱり女の子


お洗濯物をとりこんで、
ルゥお嬢様のお洋服をお届けに行った時のこと。


今日のいたずらが終わったようで、
ルゥお嬢様はお部屋で休憩中。

クローゼットを開けてお洋服の整理をしていると、

「ねぇ、ニーナ、見てちょうだい!!
 このワンピースとってもかわいいでしょ!!
 リリィにお願いして作ってもらったの。
 明日はどのお洋服にしようかしら〜。

 一日くらいなら、あなたに貸してあげてもいいわ。
 う〜ん、そうね…。あなたならこれが似合うかしら?
 こっちの私のお気に入りのもいいかもしれないわっ♪」

そういって、ルゥお嬢様はクローゼットの中の素敵なお洋服をたくさん見せてくださいました。
ピンクにブルー、本当に可愛らしいお洋服ばかり。
目をキラキラさせて楽しそうなルゥお嬢様。
なんだか少し、うらやましくなってしまいました。


でも、ミック様と遊んで帰ってくるルゥお嬢様のお洋服は、
いつもどろんこだらけ。
もう少ししたら素敵なレディーになって、
いたずら卒業してくださいね!
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
休戦


もう誰にも止められない悪戯の連鎖。

しかし、二人の悪戯ソルジャーもセシリアさんの手にかかればいちころ♪

おいしい匂いがキッチンから漂い始めると、

どこからともなく、姿を消したはずのお二人が現れます。

まだ出来上がっていないのに、もう自分のお皿の準備はOK!

今か今かと目を輝かせて待っています。

この時ばかりはおとなしいお二人。



メイド達はこの時が勝負!!

おやつの匂いがし始めた頃から、お二人が食べ終わるまでのわずかな時間。

力の限りを尽くすのです。

ソルジャーが仕掛けたトラップを解除しながら、

とにかく自分の仕事を終わらせるのです。

ルーシーさんは残念ながらランドリーでトラップに引っかかった模様。。。

頑張って下さい、ルーシーさん。


この時間を逃したら、もう夜まで休憩なしは覚悟しなくてはいけません。

休戦のはずだったのに、結局戦っているメイド達です。



今日こそは、きっちり仕事を終わらせますよ!!

いざ、エントランスの掃除へ!!
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
純白の衣


結婚といえば、やはり純白のウェディングドレス。

乙女の永遠の憧れです。


ミシェル様は一体どんなドレスをお選びになるのでしょうか?

レースをふんだんに使ったふんわりとしたドレスも可愛いし、

タイトでラインが綺麗にでる大人っぽいドレスもお似合いになりそう!



わたくしが着るわけでもないのに、今からワクワクがとまりません。

衣装選びの楽しみは女性の特権ですからね☆

早くドレス姿のミシェル様が見たいわ〜!!





夕日になびく乾いたシーツを手繰り寄せて、体にまとう。

私もいつか、こんな風にウェディングドレスに身を包み、

素敵な人と・・・。

ふふっ・・・ふふふ♪




あぁ、こんな事ばかり考えていてはいけないわ・・・。

早く乾いたシーツを取り込まなくちゃ!!
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
しあわせの予感


最近、なんだか仕事がぐんと増えた気がするのは、私だけでしょうか?

毎日どこかを片付けています・・・。

今もまた・・・お掃除してます・・・。ふぅ・・・。


笑顔て走り去るミック様は、

「ペンキじゃないだけいいじゃん♪」

だなんて。砂やら小麦粉やら、一体どこから持ってくるのでしょうか?

私、ローラさんに早く洗濯を終わらせるように言われているのにな・・・。

何か大事なお話があるそうなんです。



そういえば、

ミシェル様は透き通るような白い肌に薔薇色の唇で、もともと素敵な方なのに、

少し前からさらに美しさに磨きがかかったように感じます。


ミック様は前にも増して元気いっぱいに走りまわられています。

たまに大人の横顔もチラリと覗かせる時もあります。


そして、二人を優しく見守るアルマンさん。


こんなに幸せいっぱいの光景ばかりのラ・レーヴ・デ・パピヨンなのだから、

きっと素敵な知らせに決まっているわ!!

あぁ、気になる!!

早くお洗濯終わらせなくっちゃ♪
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)
手紙


今日、朝一番にお手紙が届きました。
もちろん、アルマンさんからです。

内容は・・・
ルドロウ・キャッスルや、エグレッタ・サクラの様子。
また、こんなに長く館を留守にするのは久しぶりだから、
ミック様のいたずらが激化していないか心配だと。
それから、メイド達の仕事内容がいくつか。

最後にあと何日かでエグレッタを後にすると。

という事は、もうパピヨンへの帰路についているかも☆
心配していた元気のないミック様でしたが、
すでにいつものように戻ってしまったので、
先日アルマンさんの帰りを必死に訴えていた私ですが、
もうそんなに急いで帰ってこなくても大丈夫かな〜なんて思ったり。



突然名前を呼ばれて振り向くと、そこには何か大きな袋をかかえたミック様が。



どうされたんですか?

えっ、アルマンさんの部屋の鍵?どうされたのですか?

忘れ物?・・・ミック様が、アルマンさんの部屋に・・・。



怪しい。怪しすぎるわ、ミック様!!



では、その紙袋の中身はなんですか?
忘れ物をとりに行くだけなら、中身の入ったそのように大きな紙袋は必要ないですよ。

そう言うと、
「チッ、ニーナもダメか。。。
 しょうがない、これニーナにやるよ。大事にしてね。」
と、その紙袋を渡され、さっさとどこかへ消えてしまいました。

一体何が入っているのか。
そっと中を覗いてみると・・・。



・・・・っ・・・・

キャァァァァァァァァァァ!!!!!!!



前言撤回!!
アルマンさん、やっぱり今すぐに帰ってきて下さい!!!
ニーナ * comments(0) * trackbacks(0)